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個人的・思弁進化モノまとめ(暫定版)

今年は(も)、一本も記事を書いていなかったので前々から書こうと思っていた思弁的進化作品のまとめを書いてみました。2017年最後の日に。
大晦日に合わせる為、今回はとりあえず暫定版としておきます。追記するのかは不明ですが


説明

まずスペキュレイティブ(思弁)・フィクションって何よ?:思索をめぐらせた作品のこと。平たく言えば考察に重きを置いたハードSFやハイ・ファンタジーとかである。更に池上彰氏風に身も蓋もなく言ってしまえば「(かつて低俗なイメージが持たれていた時代の)SFと呼ばれたくない人たちの自称」。

じゃあスペキュレイティブ・エボリューション(思弁進化)は何なの?:他人の言葉を借りれば「生命と進化の可能性を科学的に推測する芸術の形態」。日本人に向けて解りやすく言えば「生物系三大奇書みたいなの」と考えていただければよい。

また、日本と英語圏では思弁的進化作品に対する認識は大きく異なる。主な違いは以下の3つである。
1. 日本では偽書もの、英語圏では異星進化ものが人気:後述。
2. 日本では思弁進化モノは他のジャンルと明確に区別されるが、英語圏ではSF小説等との差が曖昧:おそらく日本ではビジュアルの有無で判断されていると思われるが、区別が曖昧な英語圏ではそんなことお構いなしにドンドン思弁進化モノのジャンルに入れてしまう。際限無くなってしまうのではという懸念は彼等には存在しないのか…?
3. 日本ではビジュアルが、英語圏では科学的正確性が重要視される:日本では多少幻想的な作品であってもリアリティーのあるビジュアルがあれば許容されるが、英語圏ではそんなものより考察の正確さのほうが重要なようだ。これはあくまで私の個人的感覚であるが・・・。

“プレ思弁進化”もの - 思弁進化モノのオリジンと見られる『鼻行類』(1957年)より以前に発表された、思弁進化的要素を持つ作品。実の所、思弁進化モノはSFでは古典的題材なようだ。
『タイムマシン』&『宇宙戦争』(共にH・G・ウェルズ)
『最初にして最後の人類』&『スターメイカー』(共にオラフ・ステープルドン)

偽書もの - 「我々の知らないところで繰り広げられていた進化」を取り扱ったジャンル。日本で特に人気が高いが、その反面英語圏では認知度が低く、「鼻行類」こそ一応思弁進化モノということになっているが(それでも他のジャンルと比較すると若干マイナーなようだ)、「平行植物」と「秘密の動物誌」はそもそも思弁進化モノ扱いすらされていなかった。
そのジャンルの特性上、神話やファンタジー等に登場する幻獣を生物学的・進化学的に考察したような作品も多い。
鼻行類
平行植物
秘密の動物誌
異形再生
幻獣標本シリーズ
ノーダリニッチ島シリーズ
ドラゴンズワールド
びっくりモンスター大図鑑

未来進化もの - 洋の東西を問わず人気のジャンル。「我々の時代からはるか未来における進化」を取り扱う。
おそらく思弁進化モノにおいては最も知名度の高いジャンルだと思われるが、その分制約も多い。
アフターマン
マンアフターマン
フューチャーイズワイルド
タイムトラベルで進化論
未来の奇妙な動物大図鑑
FUTURE EVOLUTION
プライミーバル
驚異の未来生物 人類が消えた1000万年後の世界

代替進化もの - 事実上の未来進化モノのサブジャンルで、「我々の世界とは違った歴史を辿った世界における進化」を取り扱う。平たく言えば「歴史改変SFの生物学版」である。
その知名度の高さから、殆どが「恐竜が絶滅しなかった世界」を描いている。個人的には「もしペルム紀末の大絶滅が起きなかったら?」とか他にも面白そうな改変もあると思うんですがねぇ・・・
時代を遡れば遡るほど改変が難しくなるのは普通のifものと同じ。
新恐竜
Speculative Dinosaur Project(Webサイト)

異星進化もの - 「我々の惑星とは別の惑星における進化」を取り扱う。英語圏では大人気のジャンルなのだが、日本ではいまいちパッとしない。それどころか思弁進化モノ扱いされているかどうかも危うい。恐らく、(知的生命体のみであれば)地球外生物を考察した作品はいくらでも存在する為キリがなくなると思われているのだろう。
エイリアンプラネット(EXPEDITION)
E.T.の棲む星
SF宇宙生物図鑑
コズミックサファリ
宇宙 未知への大紀行
グリーンワールド
Life on Snaiad(Webサイト)
Furahan:Biology and Allied Matters(Webサイト)


別宇宙もの - 「我々の宇宙とは別の物理法則を持つ宇宙での進化」を取り扱ったジャンル。アメコミによくあるようなシリーズが続きすぎて収拾がつかなくなるほど広がった風呂敷を片付けたり、矛盾点の辻褄を合わせる際に使われる“パラレルワールド”ではなく、正真正銘の別宇宙を扱う為難易度が滅茶苦茶高く、私の知る限りでは下記の1作品のみである。“思弁生物学”ではなく“思弁物理学”の領域では、『神々自身』や『クロックワーク・ロケット』等が存在する。
プラニバース

その他 - 他のジャンルに当てはまらない特異なもののごった煮。極めて変わった環境での進化や、機械生命体など。
竜の卵
造物主の掟

副読本 - 厳密には思弁進化モノではないが、呼んでおけば考察の助けになりそうな本。
ろくろ首の首はなぜ伸びるのか 遊ぶ生物学への招待
「もしも月がなかったら」&「もしも月が二つあったなら」二部作
人類が消えた世界

影響を受けた作品 - 呼んで字の如く。当然のことではあるが、影響の度合いはほんのエッセンス程度から物語の根幹に関わる程まで様々。
SF3D/マシーネンクリーガー(アフターマン)
翡星のガルガンティア(マンアフターマン)
スプラトゥーン(フューチャー・イズ・ワイルド)
アーロと少年(新恐竜)
キングコング(2005年ピーター・ジャクソン監督版/ドゥーガロイドもの)
未確認少年ゲドー(秘密の動物誌?/フューチャー・イズ・ワイルド)
栞と紙魚子シリーズ(平行植物)
ミッシングアイランズ(鼻行類)
DESERTED ISLAND(アフターマン?/鼻行類 上記の漫画が元ネタ?)


とりあえず今年は以上です。では皆さん良いお年を!
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